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5月25日から30日までASPACマカオ大会という青年会議所(以下JC)のアジア太平洋地区の国際会議と、香港JCエットという香港のJCとの姉妹JC締結30周年の記念式典に出席するために、JCI交流委員会を中心に50人のメンバーとともにマカオに行ってきました。今年は私たち横浜JCから竹村光史君が日本JCに専務理事として出向しています。専務理事輩出JCの理事長として、720を超える全国のJCの中でも主導的な役割を果たす数人の理事長たちとともに様々な会議に顔を出し、世界各地のVIPや歴代の日本JCの重鎮たちにごあいさつをして、握手を交わし、名刺交換をして、横浜JCや横浜JCを代表して出向している竹村光史君のPRをするのが理事長としての私のひとつの大きな役割です。
言葉もたどたどしく、多くの海外のVIPとコミュニケーションを取るわけですが、毎日のように顔を合わせていると次第にお互いの顔を覚えてもらえるようになり、最終日の主催者招待晩餐会では「ヨコハマプレジデント!」と声をかけられ一緒に写真を撮ったりするようになります。たった一年間の理事長職ですが、いろいろな場所に顔を出させていただいて、やればやるほど日本中や世界中に「また会ったね、お互い頑張ろうね!」と言い合える仲間が出来るというのはJCの面白さの一面です。
今回のASPACマカオ大会は、日本にとっては中国や韓国との関係が微妙な時期での開催でした。冒頭の結団式では鷲澤JCI常任副会頭(長野JC)から「昔インドとパキスタンが戦争をしているときでもASPACには両国の代表が出席して国と国とが戦争をしていても人と人との友情は変わらないとお互いに握手を交わして未来のアジアについて語り合った。」というエピソードが紹介されました。最終日の解団式では高竹会頭(倉敷JC)から「韓国JCと日本JCの合同常任理事会では、韓国JCが竹島の領有を政策として主張することに干渉するつもりはないが、相手の国や国民を誹謗中傷して煽動する行為は大変遺憾である。と伝えてから会議を始め、最後には草の根レベルでの交流をきちんとやっていこうとお互いに分かり合えることが出来た。」と報告がありました。直面する問題を避けることなく、きちんと自分たちの考え方を明らかにした上で、相手にも配慮を見せて会議を成功させる、国際会議でのこの高竹会頭の振る舞いは見事だったと思います。
さて、香港JCエットとの姉妹締結30周年はとても和やかなものでした。香港JCエットは、香港にある18の青年会議所のひとつで、メンバーが全員女性という特徴を持っています。私たちは様々な国際間の共同事業を行ったり、こういった国際会議の場で交流会を持ったりして30年間お付き合いを続けてきました。私は30年目の理事長として相手のエレイン理事長とともに彼女たちが用意してくれた大きなケーキに人生で二度目のケーキ入刀を行いました。
共通することは何で、違っていることは何かをお互いに認め合うことが国際交流には最も大切なことです。それは恋愛も一緒です。お互いの違いや相手の意外な一面を一つ一つ知ることで愛情は深まっていくものです。今年私たちは姉妹締結30周年を迎えましたが、まだまだ知らないこともたくさんありますし、一緒に出来ることもきっとあるはずです。お互いのLOMにとって、香港と横浜という都市にとっての将来の「しあわせ」に繋がる選択をこれからも一緒に考え、お互いの理解を深めていきたいと思いますし、そのような努力をこれからも積み重ねていきましょう。と、スピーチをさせてもらいました。
自分たちの住む町や国に対して誇りを持ち、自分たちのこともしっかり勉強をしたうえで有意義な国際交流をしていくことが大切なのだと、そんなことを考えさせられるASPACでした。アジア太平洋地区理事長会議での講演での”Think Global Act Local” という言葉をあらためて実感することが出来ました。
6月1日からはいよいよ私たちがAct Localを実践する最大の事業である「横浜開港祭」が始まります。ぜひ、みなさんこの横浜の初夏を彩る開港祭を満喫してください。
社団法人横浜青年会議所
理事長 黒川 勝

