ごあいさつ・講演録

金さんメモ

2005/01

5月例会はありがとうございました。

今年のテーマは「しあわせの選択」。
選択肢が無数にある時代だからこそ、しっかりとした物差しをもつことが必要。
そのためには、知識・見識・胆力が必要。知識は教養。見識は選択眼。胆力は実行力。
メンバーには徹底的に考えてから実行することを求めた。
私が考えていた以上に知恵を出し合い、実行してくれた。
みんなの力を併せることが出来れば足し算ではなく、掛け算のパワーが生まれる。
そんなことを実感することが出来た自分がいちばんしあわせだった。
知識と見識がなければ胆力は生まれないし、暴力や暴走につながる。学校は知識しか教えてくれない。

「憧れのまち」「輝きのまち」「しあわせのまち」横浜の実現という指針を立てた。
憧れて人が集まってくる。経済が潤えば輝いてくる。生活に余裕があればしあわせを実感できる。
これだけ経済大国でも今の日本人はしあわせを実感できていると思えないのはなぜか。

価値観が間違っているからしあわせを感じられない。
必死に勉強して大企業に入ってもリストラされる。学校の勉強が成功する知恵と直結していない。
平均寿命が長くても寝たきり老人が増えるだけ。長生きすることだけがしあわせですか。
お金を持っていても文化を創れない、守れない。お金を貯めるけど有効に使えない。
この国もJCも「組織進化」が求められている。既存の組織や価値観がうまく行かなくなっている。

官から民へ。中央から地方へ民間・地方に出来ることは民間・地方に任せて小さな政府を作ろう。
官の仕事が民間に、国の仕事が地方に来るなら経済人団体として政治にコミットするのは必然と思った。
古い組織をぶっ壊して新しい流れを作っていくべき。そして横浜JCマニフェストを作った。

地域政策を考える民間シンクタンクを作る。 都市間FTAを締結していく。
横浜スタンダード型企業認定から債権・証券市場の設立。
歴史的建造物を文化振興や芸術活動拠点として活用する。
コンテンツビジネスを集結して基幹産業に育成する。市民アートネットワークを作る。

政治と生活は密着している。
政策は官僚が机の上で作ってはダメ。市民が提案して政治家や行政が実現させていくべきものだと思う。
土地ごとの文化は大切に継承すべきだと思う。横浜JCマニフェストは横浜の文化を凝縮している。

「リーダーとしての資質の向上」を目指して、いろいろなリーダーの話を聞いた。金さん、ハマコー、春口監督、バリダカールの優勝者、白石康二郎、ヒダカ修、武道の達人。。。
共通点は、言葉の重み。明るさ。元気さ。説得力。謙虚さ。それがカリスマ性?
日本人の心・大胆さと繊細さ・読心力と読解力・探究心・センスこの5つのスキルの向上を目指した。

JCをつぶさないためにはJCがもっともっと魅力的にならなければならない。
若者たちの憧れの存在になり、入ってみたい組織にならなければならない。
そのためにはまだまだ社会の中でも市民の中でも認知度が足りない。
私たちは「対外的に発信」するのがうまくない。何かよい知恵があったら教えてください。

来年のテーマは「まごころ」。
「しあわせ」を「仕合せ」と書いたとき、お互いに仕え合うときに相手に接する気持ちが「まごころ」。
おたがいの「まごころ」が通じ合ったときに感じるのが「しあわせ」だと思う。
来年の横浜JCにエールをください。

 
黒川勝事務所