ごあいさつ・講演録

理事長報告

2005/01

「しあわせの選択」この言葉を胸に380名のメンバーと一緒に走り続けた一年でした。それぞれの委員会がやるべきすべての事業をしっかりと全うしてくれたことに心から感謝いたします。理事長としてこの大きな組織をまとめていく役割が出来たかどうかの判断は自分で下すものではありませんが、54代目の理事長として次の理事長へと組織の舵取り役を引き継ぐことが出来たことには大きな満足を感じています。

はじめに所信に示した3つの指針と3つの目標を意識しながら進んでいけば必ず大きな成果が得られると信じてみなさんとともに頑張ってきました。横浜のまちづくりの視点からは「憧れのまち」「輝きのまち」「しあわせのまち」の実現という3つの大きな指針を掲げました。組織を充実させるためのひとづくりの面においては「組織進化の実践」、「政策発信能力の強化」、「リーダーとしての資質の向上」この3つの大きな目標を設定しました。

 それぞれの委員会が練り上げてきた議題に対して、この指針と目標のどれを達成できるのか、目指すべき到達点とそれに向かってのプロセスを見失っていないか、熱い思いは込められているか、そんなことを判断してひとつの方向にみんなの気持ちを合わせていくのが理事長の役割です。正副理事長会議・財務審査会議・常任理事会・理事会と会議を重ねるごとにブラッシュアップされてきた議題が可決承認され、翌々月には事業として成功し、みんなで頑張ったことを称えあう。そんな素晴らしい体験を何度もさせていただきました。

諸会議の運営や進め方においては、さまざまな新しい試みを実践してみました。検証して問題点と解決策がわかっても実際にはやってみなければわかりません。やってみなくちゃわからないことをやらないでいるよりも、やってみて少しずつ進化させていこうというのが基本的な考えでした。うまくいったことも、もう少し変えてみるべきことも、元に戻したほうが良いこともあったかもしれませんが、JCのシステムに完成形はありません。ぜひ次年度以降も果敢に挑戦してみてください。

10年間続いた横浜でのサマーコンファレンスが名古屋で開催される年の横浜JCのスタンスや理事長としての立ち居振る舞い、日本青年会議所に専務理事を輩出しているLOMの理事長としての役割、これを私に教えてくれたのは横浜JCの歴史と伝統でした。渉外活動とは、正確な情報収集をもとに居るべきところにいつもいることが基本です。ベテランぞろいの出向者・渉外室・専務室が一体となって、他のLOMの理事長たちが教えてもらいに来るような新鮮な情報を常にもたらしてくれていたので、私は笑顔を振りまき、ごあいさつを重ねることだけに専念することが出来ました。

20周年の訪中ミッション、香港JCエットとの姉妹締結30周年、基隆JC創立50周年とマカオのアスパックを4点セットにして東アジアグランドスラムと銘打ち、東アジアを歴訪しました。それぞれのミッションにはシニアの諸先輩も多勢参加してくださって交流が図れました。また、各委員会の事業や例会などでは多くの歴代理事長をはじめとする先輩たちに快くご協力いただき感謝いたします。

40歳という卒業の年に、すべてのメンバーに支えられて理事長の職責を全うすることが出来ました。期待と感謝の気持ちを込めてこの歌を残します。♪誰にも負けない愛情で あなたを守るために しあわせのドアも 想い出の窓も 鍵をかけずに出てゆくよ♪(曲名 引き潮 Ebb Tide サザンオールスターズ)

最後になりますが、敬愛する間宮茂先輩のご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

 
黒川勝事務所